ペルーの死活問題!?私が未だに慣れない3つの問題点

ペルー
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ペルー在住2年目の私。

最初は文化の違いに戸惑いつつも、大半の問題は乗り越えてきました。ですが、特に困るというか、未だに乗り越えることができないほど大きな問題もあります。
 
・水が足りなくなる
・コンビと呼ばれるバス
・夜中の騒音問題

1つ1つ順番に解説していきますね。

 

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水が足りなくなる

ペルーの首都リマでは雨季は雨が降るのですが、春から夏終わりにかけて全く雨が降りません。リマでも田舎の地域だと雨が降るみたいなのですが、ほとんどの地域で雨が降らないという特徴があります。

雨が降らないことが原因で、家の水が出ないことも多々。

 
2年前には海面水温の上昇によりエルニーニョ現象が起こり、2週間全く水が出ないということがありました。真夏だったため汗をかいてもシャワーができなく、早く水が出ることを待ち続ける日々でした。

家の水道から水は全く出て来ませんでしたが、時々公園の水が出るという情報が入りバケツを持って水をくみにいったり。20リットルくらいのバケツ2つ分を持って帰り、シャワーや料理をする際に利用しました。

 
水不足でスーパーで売られている水が普段は500mlで2ソレス(約60円)に対して、20ソレス(約600円)と10 倍の値段。水を大量に買い込む人も沢山いたので、スーパーの水が全て売り切れていることもありました。

長期間水が出ないことは滅多にありませんが、昼間など暑い時期は水が出ないことは多々あります。日曜日にも原因は不明ですが、水があまり出ないという時があります。

 
ペルー人の住む家には水が急になくなった時の対策として、大きなタンクに水を溜めている人が多いです。タンクに水を溜めている人はいざ水不足になった時でも、普段通りシャワーや水分補給を行えます。

日本でも台風や地震がいつ起こるか分からない怖さがあるように、ペルーでは水がいつ出なくなるか分からない怖さがあるのです。

それにしても、生まれたときから蛇口をひねれば水が出るのが当たり前だった私達にしてみれば、やはり「水が出なくなる」だけで相当なショックではありますね(笑)

 

コンビと呼ばれるバス

ペルーの移動手段として、タクシー・モトタクシー・バス・電車があります。モトタクシーとはバイクを改造して、後部座席に2人ほどが乗れるようにした物です。

ペルーのバスは2種類。

1つは日本と同じように大きなバスで、もう1つが「コンビ」と呼ばれるファミリーカーを改造したバス。本来10人ほどしか乗れない車を改造しているため、バスの中は狭くて車内の高さも低いです。

 
コンビはペルーの街中色々なところで走っていて、若者からお年寄りまで幅広く人気があります。コンビの良い点は値段の安さで、50センティモス(約15円)から1ソル(約30円)で乗車可能です。

コンビの問題点は乗客を限界まで入れることで、本来10人乗りのところをペルーでは30人が乗ることもあります。夏場は狭い空間に人がぎゅうぎゅう詰めのため、蒸し暑くて汗がとまりません。

 
おかげでコンビ内でのトラブルも頻繁に起こっており、1人で乗車するのは危険なので気を付けましょう。特に、無防備な観光客は即座に犯罪に巻き込まれてしまいます。

コンビはバス停などはなく、タクシーのように手を挙げて乗る合図を出す必要があります。降りる時には次の場所で降りる事を告げて、ドアが開いた瞬間にすぐに降ります。

 
日本では乗客が席に着くまでと降りるまではバスは発車しませんが、ペルーでは後ろの車が煽ってくるので乗るとすぐに勢い良く走り出します。私が初めてコンビに乗った時は、想像以上に早く出発されたためケガをしてしまったことも(笑)

ペルーを観光される際には多くの乗り物がありますが、コンビだけはおすすめできません。少し値段は高くなってしまいますが、タクシーか大型バスが快適でおすすめです。

 

夜中うるさくて眠むれない

ペルーの良さでもあり悪さでもあるのが、祝い事の際に音楽をかけてダンスをする行事。ペルーでは誕生日や金曜日や土曜日には、音楽を大音量でかけて夜中から朝までダンスをします。

ペルーに初めて来た時には日本にはないリラックスの仕方で、羨ましい生活だと思っていました。自分の家でダンスをするのは楽しくて良いのですが、他の家でダンスが行われている時には朝まで音楽が鳴り響いて寝付けません。

 
金曜日や土曜日ならまだ良いのですが、平日に誕生日などで近隣の家でパーティがある時は最悪。次の日に仕事や学校があっても、全く眠れずに仕事に行かなくてはいけません。

ペルーでは近隣住宅で仲が良ければ騒音も問題ないのですが、仲が悪いと騒音がきっかけで喧嘩になり殺人に繋がることも…日本でも同じですがペルーでは特に、近所づきあいを良くする必要があります。

日本では夜中に騒音などがあると警察に通報できますが、ペルーでは近隣同士で認め合っているため我慢するしかないみたいです。日本でずっと暮らしていた私にとって、ペルーの夜中の騒音はなかなか慣れるまで時間がかかりそうです。
 

ペルー観光では特に注意!

水不足はペルーに住んでいる人間の問題なので、それほど大きな影響はないかもしれません。(観光に来ている時に水不足になったら、それはそれで困ると思いますが)

ただ、

・夜間の騒音問題
・コンビバスの問題

このあたりはペルーに来る前、ホテルを予約する段階で抑えておいた方が良い情報ですし、ぜひペルー観光の際は注意してくださいね。

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