ペルーの治安は場所によって異なりますが、危険な場所が非常に多いです。
日本の治安の良さは有名ですが、反対に南米は全体的に治安が悪いことで有名。貧困層の多いペルーでの治安は押して測るべし…というところです。
何も知らずにペルーに足を踏み入れるのは、丸裸で猛獣の群れに飛び込むようなもの。ペルーで多い犯罪やトラブルをまとめてみます。
スマホ泥棒には要注意
ペルーの泥棒が観光客から狙っている物として、「スマホ」が挙げられます。ペルーにもiPhoneやサムスンといった機種はありますが、日本よりも新機種が発売されるのが遅いです。
「日本人はお金持ち」、「日本には最新の機械がある」という認識があるペルー人からすると、日本人は金目の物を持っているイメージが強くあります。ペルー観光をしている日本人は、現地の泥棒から狙われやすいのです。
日本では道端でスマホを操作しても安全ですが、ペルーの道端でスマホを操作していると盗まれる恐れがあります。銃を持って脅してくる泥棒もいるので、スマホはなるべく道端で触らないようにしましょう。
私がタクシーに乗っている時に目撃したのは、前を走る車の助手席に乗っている人が触っていたスマホを泥棒が手を伸ばして盗んでいく瞬間。車の中でも窓が開いていると、泥棒に狙われるので危険です。
スマホを使う際は、明るい場所かつ一人の時ではない場合にするのが良いです。首にかけることができる小物入れが空港に売ってあり、服の中にスマホを隠せるのでおすすめです。
ペルーでトラブルを回避するには
ペルーは日本の真裏の国なので、トラブルが起こってしまうと帰国するのも難しくなり大変です。ペルー旅行でトラブルを起こさないためには、事前の準備や対策が肝心。
旅行中に紛失したくない物は沢山あると思いますが、その中の1つがパスポートだと思います。パスポートを紛失してしまうと、新規パスポートを現地の大使館で再発行しなくてはいけません。要は、当分日本に帰れません。
楽しいはずの旅行がパスポート再発行のために、時間を費やすことになってしまいます。パスポートは現地の身分証明として利用するので、手元にないと非常に不便です。
パスポートを紛失しないためにも、肌身離さず持っていることが大切です。私はパスポート持ち歩く際には、斜めがけバックに入れています。斜めがけバックは常に自分の胸元にあるため、歩いていてもバックを確認できるので安心です。
ぼったくりにも注意が必要
ペルーでぼったくりの被害に遭う日本人観光客は多く、私もペルーに住んでいて何度もぼったくりされました。ぼったくりに遭いやすい状況として、特に注意が必要なのはタクシーやレストランでの支払。
■ペルーでぼったくりに遭いやすい場所
・タクシー
・レストラン
・ツアーのキャッチ
タクシーの支払い方法は日本と違い、ペルーの場合タクシーに乗車する前に運転手と値段交渉します。値段交渉の際に現地の人は相場が分かりますが、観光客は分からないため運転手は倍以上の値段を要求してきます。
私はペルーに住んで長いため、今では相場が分かるので値段が高いと安くしてくれるように交渉します。空港の外には多くのタクシー運転手がいて、彼らはぼったくりの常習犯なので気を付けてください。
レストランでも時々値段をごまかされる場合があり、頼んでいないはずの料理がレシートを見ると注文したことになっているのです。レストランで食事をして値段が高いと思った場合は、レシートを見て注文した料理だけなのか確認しましょう。
ツアーなどもぼったくられやすく、道端で話しかけられツアーに参加しないかと言われます。その時は安い値段を提示されますが、オフィスへ行きお金を払う際に値段を上げられることがあります。
ツアーをする際には1つの会社だけでなく、2社、3社と複数の会社の値段を見てから決めると良いです。値段を提示された時には、その値段から変わらないように強く伝える必要があります。
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